『entwine 8』
art direction+design : 平山貴仙
client : entwine
岩手県盛岡市で開催されている「衣・食・住」をテーマにした合同展示会『entwine』のポスターとフライヤーとWEBページ。8回目となった今回は、盛岡の象徴的な風景『開運橋』と『岩手山』をモチーフにしました。岩手山を漢字の『八』で、開運橋を『entwine』の文字で表現。晴れた日の開運橋から見る岩手山は、とにかく素晴らしくその印象をストレートに表現しました。
※entwineの会場『旧石井県令邸』は石井省一郎の私邸なのですが、初代の『開運橋』も当時の岩手県知事石井省一郎によって造られたということがわかりました。そんな縁を感じさせるデザインでもあります。
フライヤーとポスターのグラデーションカラーは裏彩色のようにしています。印刷紙は、透け感のある薄めの紙を使用。擬似的ではありますが裏彩色のように見える紙を選びました。
※裏彩色とは中国の古法で和紙の裏から色付けする技法。代表例として、棟方志功が白黒の版画の裏から彩色を施した作品が多数あります。